服飾変遷

2013年12月20日

hensen
 図のように2080年ではなく、1990年代には既に見た気もする。少なくとも00年代前半には。もっとワイルドなメイクとヘアを伴って。芸術は長く人生は短し。ファッションの消費サイクルは短し。仮にこの計算が有効ならば、2080年のボトム丈はさらに短し。だが、決して裸へは行き着かない。行く川のながれは絶えずして、しかももとの水にあらず。否、もとの水である場合もあり得る。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと服飾と、またかくの如し。もっと古い書籍ならともかく、1981年の著作なので、これは充分想像の範疇のルックであろうが、あくまでこの理論に照らし合わせると、2080年にこの和装が現れても、鹿鳴館時代に現れるに比べれば、全く狂人扱いされないだろうという仮想実験である。奇天烈さを表現する為に、あえて和服を選んだと思われる想像図ではあるが、この10数年後には軽々と実在することになる。今も街では様々な格好があるようだが、ぎょっとするという意味での驚きはほとんど皆無である。