木彫りの熊

2012年3月13日

kiborikuma
 
 今の日本で最もプログレッシブで実験的な花のクリエイションを展開している現場の一つで、一生懸命働き勉強していた友人が、次の段階へと移行する時期にあたり、色々ご報告もという事で、急遽会って来た。とても貴重な経験をしたようで、短時間の間にとても進化しているように感じ、嬉しくなるとともに、自分に当てはめて考えてみる機会にもなる。大変ハードに働きながらも、並行して様々な面白いアイデアもわき出しているようであり、充実の日々がうかがえた。律儀にも、一ヶ月以上前の誕生日プレゼントをくださる。なかなかいただけない木彫りの熊をいただいた。これは良いでしょう!何とも言えない表情をたたえている。それと、古い日本のフォールディング・ルーラー(センチ表示)と古い日本の紙用鋏。定規の黄色と小鋏の深緑の塗装も味わい深く、好みである。無論、飾りではなく、しっかりと機能するものである。こういった洋裁まわりの古道具などは、意識的に抑制しないと、ついつい買い過ぎてしまう質なのは自覚しており、自分では一切控えているだけに、嬉しいものであった。最後に、花束のデザインを貰った。これも素晴らしい。好きなものへ向かっていっているというのが感じられ、ある意味これが一番嬉しかったかもしれない。

理念

2011年6月14日

bill
gate

個人的なメモとして記す。ミースは「バウハウスはひとつの理念であった」と言った。60年代の書籍にすら「情報過多の時代」という記述は出てくる。向秀男氏。クリエイティブワーク以前に必ず存在させなければいけないものである。まったく別々に発想されてもよい。ユニークという点では創意が要求され、思想が反映したものでなければいけない。フォルクスワーゲン。もし、おたくのハーベイ・プロバー製の椅子がぐらついたら、床をたいらにしてください。かすかな声。すみれの花。豚の鼻。