今月は二週連続で私塾。ベストの後ろ身と尾錠まわりを作る。今回は、脇だけではなく、後ろ中心にもスリットを入れているが、アームホールと、脇スリット〜裾はミシンで縫い返し、真ん中のスリットだけ手まつりにする事とした。尾錠のベルトは、使用生地によっては、スレキなどを芯とする。今は昔と違い、表裏を同素材か同じ色を使用する事が多くなった為目立たないが、ダーツのところにベルトを留付ける際には、裏側で、とめ付けの糸の上からさらに千鳥掛けで隠す。脇入れも、職人さんは手慣れており、無双仕立てミシンで一息であり、裏が色違いの場合は(中縫いで目立たないとはいえ)、途中(カマ底)で縫い糸を切り替える。先生のところのオリジナル尾錠を分けていただく。日本には無いもののようで、ネームが入っており、メッキなども含め独特の風合いがあり、非常にかっこいい。新しく作るたびに、使い継いでいこうと考えている。授業後、ルームシェアで二人暮らしをしている友人の引越し会へ伺う。ひとしきり楽しく過ごした後、ここへ集う事が多かった分、長い祭りのあと状態を感じながら、帰路を共にした友人からスコット・フィッツジェラルドの『乗り継ぎのための三時間』を教えてもらい、近々読みたいと思う。

