午年

2014年1月1日

shiageuma

 あけましておめでとうございます。昨年は、ついに冬が無くなるのでは?というくらいに長く暑い夏でしたが、恵まれた日本の四季は、しっかりと頬を刺す冷たい空気を運んで来ました。普段、たとえ実際にお目にかかる機会が少なくとも、いつも活力を与えて下さり、心から厚く御礼申し上げます。
 馬といえば、服づくりの素材としての陰の立役者たる ” ホースヘア・クロス、馬巣芯 ” 、ケラーの ” 馬子にも衣装 ”、世界に冠たる老舗メゾン・エルメスの馬具工房からのスタート、服飾品として今も生き続ける ” ジョッパーズ ” などをはじめとしたライディング・アイテム等々、服飾との関わりには枚挙に暇がないほどと思われます。今度の秋には、個人で活動を開始してから10年となりますが、その歳月の多くを拠点として過ごして来た地域は、荷馬を手配した ” 伝馬 ”、その仲介業者が住まった ”馬喰 ” と、いずれも馬に由来し現在もその名をとどめている町であります。近年の情報テクノロジーやネットワークのさらなる発展に伴い、個人としても社会全体も、あまりにも頭のてっぺんのみで考える事が多くなってしまいました。今年は「馬車馬のように」とまではいかないまでも、身体を使い、身体全体で反応する一年にできたらと考えております。本年も、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。人間万事塞翁が馬。皆様におかれまして、至上の一年となりますよう。