demand

 東京都現代美術館、トーマス・デマンド展。2005年、竹橋の東京国立近代美術館の「ドイツ写真の現在」展でも、印象に残っていたアーティストである。うっかり不勉強で、撮影する状況を厚紙で作り込んでいるとは知らなかったし、そう見ていなかった。すると途端に厚紙に見えてくるから不思議である。現実・虚構・ねつ造。人間の眼は誠に『「良い」加減』である。名和晃平さんの時と同じように、二週目にキャプションを配るという仕組みであった。