漂流郵便局

2013年10月5日

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 些少ながらhParkも協力させて頂きました、瀬戸内国際芸術祭2013秋会期出展作品@粟島の、現代美術家・久保田沙耶『漂流郵便局』が開局しています。10月5日(土)ー11月4日(月)までご覧いただけます。恒久展示になる可能性も。

MISSING POST OFFICE
<漂流郵便局とは>

漂流郵便局(旧粟島郵便局)は、
瀬戸内にあるスクリュー型の小さな島、
粟島の丁度おへその部分に在ります。
ここにはかつてたくさんの物、事、人が流れ着きました。

ここに、届け先の分からない手紙を受け付ける郵便局が新たに誕生しました。
漂流郵便局留めという形でお預かりする事で、
漂流私書箱にお手紙を留めます。

いつかのどこかのだれか宛の手紙が
いつかここにやってくるあなたに流れ着く。

懐かしい未来への郵便。
漂流郵便局、2013年10月5日開局致します。

竹松梅 

2013年8月1日

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 素晴らしいものは、五感に働きかけてくるのに全く時間を要さない。それでいて、時とともに深く染み込んでいく。petalのカワチさんに、竹松梅(たけまつうめ)のハタナカ ユーコさんをご紹介いただいた。この日、ご本人がお召しになっていた作品をひとつ拝見させていただいたが、そのインパクトとはうらはらの静謐な繊細さが同居し、重ねて、素材の摂理にこの上なく適ったデザインや意匠に惹かれる。前回の青山OCAILLE(オカイユ)での個展DMも頂戴する。「静かに発露しているもの。そのような形。」10月頃、新しい個展があるとの事で、今から楽しみである。

メモリー

2013年7月8日

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 『 memory 』 Kato Emi / Sango Akane @Gallery K
〜「顔がない」とか「よく見えない」というのはなんとなく記憶に似ている〜
他人の記憶にお邪魔したようでいて、自分の記憶。過去の景色のようでありながら、未来の景色。不在のような感じでありながら、そこに在る。愛とエモーショナルの、すべての人の記憶。京橋の街並と千年猛暑とスコールとともに。

calle
landau

<本日のおすすめ2コース>
 〜 ふたりの現代美術作家の「痛み」と「希望」、その最寄りの日本のフランス 〜
 1.ソフィ・カル 
 『 最後のとき/最初のとき 』原美術館 〜 オーバカナル高輪
 2.シガリット・ランダウ 
 『 ウルの牡山羊 』メゾンエルメス8階フォーラム 〜 オーバカナル銀座

不確かなものの共有

2013年6月3日

なつかしい未来

2013年5月26日

pukshinjyuku

 小芝居集団コーンポタージュ 第六回本公演『なつかしい未来』を観劇。
1.机上の空論 2.私の抽斗 3.少年少女 4.君宛 5.男の更新 6.百年の孤独 

開演前から、なつかしい未来という名の公演における、五つの演目のタイトルを目にするだけでも、すでに脳内ではサイエンスフィクションが始まっているようだ。現代に蔓延るデスクトップ上の空論から、観客はあっという間に主宰・石川ワールドへのログイン承認となった。主観と客観、他人と自分、子供と大人、個と全体、重要と瑣末、安心と不安、連続と非連続、語られることと語られないこと、強制と自発、記憶と忘却。保育園で配られたお絵かき帳に絵を描かず、ひたすらお気に入りの言葉を綴りに綴ってから25年目の、その言葉たちが媒介した、比類なき個性たちの融合によって、懐かしく新しいリベラル・アーツを根としたサイエンスフィクションが、「戻れはしないけど、あと少しで追いつける」という発明を公開した。

初心

2013年5月7日

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 椿会展 2013 -初心-
 @資生堂ギャラリー 赤瀬川原平 畠山直哉 内藤礼 伊藤存 青木陵子

 「椿会展」の後に続くタイトル「初心」は、第七次椿会で5年通して追求するテーマです。「初心」とは、「何かをやろうと思い立った当初の純真な気持」(三省堂『新明解国語辞典』より)。また、「初心忘るべからず」は、芸の智恵を説いた世阿弥の書に、人生の様々な段階において未経験のことに挑戦していく心構えであることと記されています。誰もが予想もしなかった大災害を経験したあと、ふたたび立ち上がり前に進んでいく過程において、初心とは何か、ものづくりのきっかけは何だったのかを問い直す時期にあるのではないかという認識から、メンバー全員で決めました。なお、展覧会のロゴおよびグラフィック全般は仲條正義氏のデザインになります。展覧会ロゴは、5年間毎年変化します。(展覧会案内より)

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 歯科検診帰りに、せっかくなので市場調査がてら東京駅丸の内口の新作「KITTE」へ行ってみた。混雑もほどほどという事もあって、商業施設としてとてもコンパクトで心地良い感じを受けたが、同JRタワーの2階3階にオープンしたインターメディアテクには言葉が無い。以前雑誌で見かけて、いつか拝見したいなぁと思っていた東大の学術文化財が常設された公共施設である。語彙に乏しく安易な言い方だか「一日中居られる」ミュージアムである。寡聞にして全く知らなかったので、どこで入場料払うのだろうと思った程だ。ゴールデンウィークは、ここで決まりで良いと思う。