ハンドメイド

2012年3月10日

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HMJ2
HMJ3

Shipped product
Cashmere angora gray flannel handmade jacket three button front, lapel should roll down to the second with pull down collar.

オーダーのハンドメイドジャケット。見積もりよりも2日余分にかかってしまった。とはいえ、アイロンワークにもっと時間をかけたいくらいである。発送後、時間配分や工程等の反省点をまとめてみる。改善点を克服することに併せて、手縫いのスピードを圧倒的に上げなくてはいけない。8割は手作業であるのだから。日が沈めば、もしくは疲れてくれば、濃色などは特に細部が見えにくくなってくる。そんな時でも感覚でもって糸が入っていく位の域まで持っていきたいところ。

Tailored SHIRTS

2012年2月29日

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Sellout
(From left to right)
Wool Polyester Rayon tartan shirt button-down collar.
Cotton dobby gingham cloth shirt button-down round collar slim fit.
Cotton stripe cleric shirt tab collar.
Cotton oxford white shirt button-down collar as<OWN MAKE >model.

UNDER

2012年2月27日

spats2

Acryl Nylon Wool Cashmere spats before the commercialization stage.

shirt1110

1着分だけ手元にあった生地でシャツを作成。シャツ地としては中肉で綾織りで風合い柔らかく、ウールライクな手触りも感じられるコットン100%のチェック。糸の色彩も、カントリーとも都会的とも言えるノーブルなカジュアル性を帯びている。襟はステッチを入れずに返してプレスのみ、袖ぐりは広幅の縫い代でハンドステッチ、余分なディテールは一切入れず、シャツらしいなかなか良い出来であると自負する。

cover1
cover2

オーダーメイド。ソファーカバー。ソファークッションカバー。チェアクッションカバー。コットン製。スペインのプリント生地にて製作。全てファスナー開き。

再現ないし再産出

2011年7月30日

modecopy

使用する生地幅を考慮する事は、当然デザインのうちに含まれる。用尺と関係するからだ。地の目の通ったフリル布に一切接ぎ目が無い。生地幅いっぱいに使っても到底距離が不足するから、その打ち込み等を分析せずとも縦地方向に使っている事が証明されるが、一着だけ仕立てるという場合には、かなりのロスが出る。今回は了承を得て接ぎを入れさせていただいた。反物全丈を通して端の方を一続きで残しておくか、フリルだけを何人分も取る丈部分が存在するようにマーキングが企画されているのであろう。今回のフリルは、お客様にとっての視覚的なポイントとしても、原価の面でも、そのプライスに両面から影響を及ぼすディテールであった。世界的にもユニークな発想やデザインを展開する海外メゾンを中心に扱うオフィスで働いている知人から、お気に入りのシルクコットン・フラワープリントのブラウスをお預かりして、近似の混率のネイビー無地で再現した。モードのモードたるところではあるが、定番とならない型は多々あり、その中には、同じものを何枚か購入しておけば良かったと思う程自分に相性の良いものが稀にある。僭越ながら、今回は出来も大変好評で、喜んでいただけて嬉しい限りである。あらゆる点で当初考えていた範疇をはるかに越えてしまったので、レギュラーサービスとして取り入れる事はまだまだ難しそうだ。

衬衫

2011年5月16日

shirts box
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二日ほど前に、無事上海に荷物が届いたようです。彼は日頃から、はっきりしたデザイン・意図があるものを特有の嗅覚で選んでいる印象があり、自分は逆にその当然大切な部分をやや欠いてしまう傾向があるので、今回彼に向けておまかせでやらせてもらった事で、その重要性を再確認し、やはりオーセンティックな要素とのバランスが肝だなと。併せて、海外へ物を送るという事で、ひとつ勉強になりました。オンラインショップができたら、メンズもシャツ限定でやろうかなと考えております。

アカデミー

2011年5月8日

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三月までの、ハンドメイドによるパンツ作成講義に続き、個々の研究課題を勉強する通常授業に通い始める。様々な出会いや、先生の服作りに対する真摯な沈思黙考・試行錯誤の連続から生み出されたと思われる、プルダウンや前肩の操作を中心とした、着心地と服の格好良さに綿密に関わる重要な技術を取り入れた、ノッチドラペルの上着作りを主題とする。
パンツ作成講義で作ったものを先生に見ていただく。無論、まだまだ自分のアイロンワークが稚拙なのだが、それでも、時間をかけたそれだけのことが、これほどまでに漏れなくそれに見合った効果を現してくれる・報われる事象を、昨今体験した事が無い程である。ひとつづきの布が、体の成りに沿って曲線を立体的に描き、体のねじれに対しては、布がまっすぐに落ちてそれを隠す。裾の仕様が、モーニングカットのダブルであっても、ものの見事にきれいに上がる。
第一日目の本題は、手は動かさず、この上なく大切な、フィッティングの理論を学ぶ。哲学的かつ文学的、論理的かつ情緒的。講義の受け手は、こういう場に至って初めて、小中高等学校時分の総合的一般教養修練の怠りを後悔する事になるのである。
休憩時間にはヴィンテージクロスや、繊維のエイジングのお話などを伺う。たとえコスト高でも、ワインの熟成を楽しんでいる様に、生地の熟成を楽しめる世の中であったなら、よりいっそう豊かなのにと感じる。スピードは上げるのか。下げるのか。