引越しの疲れをやや残しながらも、楽しみな私塾通いの日曜日。茄子紺ストライプの3ピースを進行中だが、この日は、前半で上着の型紙を少し変更し、後半ではスラックスの裁断と”きりび ”を打つ。どちらの作業も先生に質問をしつつ進めた訳だが、自分が事前に考えた方法と、先生が「こうしたら?」という方法とに、まだ若干の差異がある。要するに、先生の処理は無駄が一切無く、自分の場合は、方向は良く問題は解決できるとはいえ、多少の余分があるか、もしくはやや不足があるな。といった感じである。先生のように、1つをちょっといじって、2〜3個の問題を一気に解決できる処置があるものだ。プルダウン法にしても、1つの目的に向かいつつも、副産物として別の有益な効果が付随してくるなど、布地を使って服を作る上で、この以上理に適っている考え方は知らないという理論の1つである。とはいえ、自分の理解度としても、これまでの経験と併せて、悪くないところまで来ていると実感できるので、さらなる発見へも向けて、繰り返し勉強していきたいと考える。
塾終了後、代々木で降り、ギリギリで知り合いの「小芝居集団コーンポタージュ」第五回本公演『おやすみインストール』の舞台へ滑り込む。会場は、通学路にあり、10年来その存在が気になっていた老舗・プーク人形劇場であった。主に大学時代よりの活動から継続されているメンバー構成であるが、それぞれが他にも各分野に光る才能を発揮し始めた集団であり、今公演にあっては、作・演出の石川カズキ氏の幼少からの知り合いである吉本興業所属のコンビもサポート出演し、さすがと思わせる存在感を放っていた。自分は初めての観劇であったが、演目の間の映像作品も含め、ノンストップの105分超を感じさせない完成度・テンポと快感があり、同じ演目でも一度と言わず何度か観られるとさらに面白く味が出るだろうと思わずにはいられないものであった。次回は、秋頃にとの事で、作品づくりも乗っている模様で勢いを感じる。













