2012年3月30日
2012年3月29日
継続された精進、繰り返された鍛錬や、製作に対する丁寧な粘りと熱意の積み重ねの結果、全ての工程がスムーズに繋がり、天恵のごとく力が発揮される瞬間が、短い準備期間のあいだに輝いたコレクション。毎シーズン発表されるテーラードは、ストンと落とすラインからボディに沿わせるシェイプへ。加えて、ハンガー状態においては、何やら後腋点に密かに主張しているギミックは、その袖山の高さに対して驚くほどの機能性をも付加している。ケープは袖前の稜線を美しく描き出し、衿無しのジャケットは、裄綿が「裄」というにはそぐわないユニークな使い方も、あくまで綺麗に見せる工夫であり且つ面白い。2012-13 A/WのTAKIZAWA NARUMI。
最後にディプティックに行ってから何年が経ったのだろう。行くつもりではなかったが、勢いで新しい銀座のユニクロに行ってみる。無計画に裏のドーヴァーから入店し、ローズベーカリーのある階の連絡通路でユニクロへ移動。何階だったかに上がり、アンダーカバーとのコラボレーションと松坂屋の屋上を見る。ブランドの性格上、立ち上がり時期の盛況集中、オープン記念等限定ものの完売、裏手に立地などの要因からか、ドーヴァーストリートマーケットはゆったりゆっくりしていた。ローズベーカリーは15〜16時だがほぼ満席。ユニクロは大変な人混み。下りエスカレーターは事故や混乱防止で裏出口へ一方通行でまっしぐら。アミューズメントパークのアトラクションのようであった。しばらくはこのアトラクション状態だと思われる。
2012年3月28日
東京国立近代美術館『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』。会期はゴールデンウィークまでなので、まだまだであるが、根拠の無く空いていそうな日時のつもりで行ったが、今年最も大きな展覧会と思われるだけあって、客足は多い。門外漢のただのミーハーである私でも、目玉はやはり「ボーリング」技法のものだろうと理解して入場するも、時系列順の最初にくる二十歳前後の油彩画等も、何かただならぬ雰囲気をたたえているし、自分と同じ年頃にあたるその次の時代や、目玉である成熟期の後にくる、苦悩の晩年等々、ポロックの人生が凝縮されたように感じられる。大変に充実した内容で一日中居ても全く足りないだろうと思われるが、横長の「ナンバー25,1950」と、みづゑの表紙になった「ナンバー11,1949」とを、メインディッシュである「インディアンレッドの地の壁画」よりも気に入り、何度か戻っては観賞する。もし再度行ける事があればきっと、ポロックを有名たらしめている成熟期以外の時代に最も興味を持って観るはずであろうと考える。兎にも角にも、感じた事を語れるに足る文脈を持ち合わせていない悲しさと不勉強とがいつもある。
2012年3月27日
2012年3月26日
一昨年末、クラッシュによりやむなくMacを新しくした時から、複合機との互換性において問題があったので、ドライブをインストールし直したところ、これまで問題の無かったはずの最重要機能であるプリントアウトに関しても全く不調になってどうしようもなくなり、これはさすがに困るということで、サポートセンターと約1時間×2本の電話で色々診断した末、提案できる方法がもう無いと言う事で、アップルに聞いてくれという事になる。アップルの方では、保証期間を過ぎているので、話すだけで4,800円だというので、止しておく。その後、友人のプロフェッショナルな人物に助言をいただいてから、アンインストール・再起動・再インストール・再起動を数度繰り返すも、当初の問題有りの状態を脱せず諦めかけたが最後に、自分のものよりもさらに最新のバージョンの場合は、インストール自体をしないようだ。という事に目をつけて、アンインストールできるだけアンインストールして、その上何もインストールしないという方法に賭けてみたところ、突如プリンターのアイコンが見覚えのないデザインに変形し、すぐさまそのアップデートに誘導され、プリントアウトが無事に復活する。便利な分と比例して、不具合の場合は面倒な事になる。余分なものが入っていてはいけないという事である。余裕があるからといって、余分なものを所有しない事である。余分な糸が入り過ぎていると、よい服にならない。