ベスト前身仕上げ

2012年7月15日

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 七月の第一回私塾。ベストの前裏裁ち合わせと、前身仕上げ工程。型紙通りダーツを取って、袖ぐりをミシンで返す方法ではなく、裏地を粗裁ちしてから、表身頃と裏地の声を聞きながら具合を見て、真ん中に縦一本のプリーツを取り、袖ぐりは手作業でかがっていく方法をとった。ボタンホールの大きさを考え、前端見返し幅を決定し、大きなまんじゅうの上で、裏地を前端側から合わせて据え、袖ぐり・脇・中央のプリーツの順で躾けをかけていく。袖ぐり、前、裾、スリットを手でまつっていき、最後にプリーツの要所をとめ付ける。今仕立てているのは秋冬物だが、モヘヤ製・夏用仕立ての参考品を見せていただく。その他、年齢によるベーシックな体型の変化や、尾錠の設定位置、スラックスのウエストいせ分についてなどのお話をうかがう。