夕方から、新宿で「 TSUMORI CHISATO 」のショーを観て勉強して来た。ショーが始まる前の喧噪から暗転し、音楽流れて勝手に始まる感じはいつも心地よい。個人的には、目線の高さのキャットウォークは久々だったので、懐かしくもあり新鮮でもあった。ニットのオールインワンで、シャネルスーツ風セットアップのようなトロンプルイユが印象に残ったが、視力が低いので、実際にもセットアップだったかも分からない。デザイン・音楽・構成など全てに教養がしっかりしていて、典拠がすぐに導き出せたら、深く味わえるのかなとか、いやむしろその逆かな等と考えつつ、もし自分がジャーナリストだったら、教養の無さから仕事にならないなと思いつつ、それはジャーナリストに限らずとも同じ事だと冷や汗もじわっと垂らしつつ、いや待てそれなら若いという時点で大方仕事になりにくいのではないかと自己肯定妄想してみたり、いやいや全然若くもないしなと再度焦りながら、作り手としては、風姿花伝の一部にあった事も再確認しつつ、一方で、何からも自由で楽しいという事も欠かせないな。などと、様々に思考を巡らせてみようとも、吹く南風暑き短夜が明けた頃には、せっかくの危機感すっかり薄れるこの性格を変えていく事こそ何よりも急務なり。

